DUELIST NEXUSで登場した通常罠。
　レベル１ピュアリィをリクルートし、対象としたピュアリィエクシーズモンスターと同ランクで属性が異なるピュアリィエクシーズモンスターをその上に重ねて特殊召喚し、その後対象のエクシーズ素材となっているピュアリィ速攻魔法の同名カードをデッキから特殊召喚したピュアリィのエクシーズ素材にできる効果を持つ。

　まずレベル１ピュアリィをリクルートし、その上にピュアリィエクシーズモンスターを重ねる処理が前半の効果処理である。
　重ねるのは対象先と同ランクで別属性に限られるが、【ピュアリィ】は全エクシーズモンスターを採用するのが通常なので、基本的には特殊召喚先は確保できる。
　ただし、２種類しか存在しないランク７の片方を対象とした場合、デュエル後半にはもう片方がエクストラデッキから切れている可能性はある。

　対象先がピュアリィ速攻魔法をエクシーズ素材としていれば、同名カードを特殊召喚先にも補充できる。
　【ピュアリィ】では大抵の状況で条件を満たすため、デッキ内にカードが存在する限り適用できるのが殆どだろう。
　上記と同じく、デュエル後半では残っていない可能性もあるが、この点はデッキに戻すカードと併用すれば補える。

　罠カードの遅さはあるものの、フィールドのピュアリィエクシーズモンスターを増やすことができる点で優秀な展開カードと言える。
　特に、このカードをデッキからセットできる《エピュアリィ・ノアール》は発動条件を満たせる点でも好相性。
　あちらは《ピュアリィープ！？》とこのカードを揃えやすいため、併用すれば違うランクのピュアリィにもアクセスできる。
　１ターンに１度の制限もないので、《エピュアリィ・ノアール》で大量に伏せてからの連続発動というのも良いだろう。
　同ランクの非Ｎｏ.が並ぶため、《ＦＮｏ.０ 未来龍皇ホープ》の展開に繋いでもよいだろう。

対象先はあくまでも属性とエクシーズ素材を参照するだけで、直接効果の影響を受けるわけではない。
実戦ではあまり関係ない話だが、例えば《実力伯仲》の効果により「効果を受けない」状態であっても対象とする事はでき、効果処理も問題なく行える。
カード名は「共有」を意味する「シェア(share)」からだろう。
後半の効果でそれぞれ同じピュアリィ速攻魔法をシェアできる。